山の日だから
「翔くん」「智くん」
そう呼び合う2人の目はいつも慈愛に満ちていて。
「貴方これ好きだよね」
その言い方は得意気で。
「司会なんか俺考えられないよ」
「彼は歌も上手いし踊りも上手いし絵も描けるし字も上手い」
そこには敬意と愛以外の何も感じられなくて。
「嘘つけバーカ!俺の1個下だもん」
でもそこには絶対的な一歳の年の差が存在していて。
イレギュラーな状況に置かれた時に真っ先に「翔ちゃんと目合っちゃう」のは、智くんの胸に一直線に飛び込むのは
知らない間に安心感を求めあっているからで。
「んふふ」「ふふ」
そう笑い合う空間には幸せ以外何も無くて。
コロコロ表情が変わる翔くんを可笑しそうに愛しそうに笑う智くんも、この人凄いんだから!って皆に自慢したい翔くんも。
どんな貴方達も愛しくて、他の人より深いところで繋がる貴方達が少し羨ましくもあって、胸がきゅーっと鳴って涙が出そうでたまりません。
翔くんが両手広げて必死で守ろうとする人は、貴方の手を捕まえて「2人でね」って貴方の強い所も強がりな所も全部包んでくれる人だね。
智くんが「一緒にいなきゃ意味がない」って思ってる相手は、いつでも貴方が零した言葉を拾ってくれて全部分かってくれて、受け止めて優しく微笑んでくれる人だね。
どんな言動の底にも絶対的な愛情と信頼と安心が感じられるこの2人が、居なきゃ壊れちゃいそうなくらいお互いを必要としているこの2人が。これからもずっと笑い合って居られますよう、願いを込めて。
今日は溢れんばかりの想いを馳せることにします。